リサイクルは工場から始まっている!製造過程での取り組み

リサイクルを支える様々な技術

回収された様々なゴミは、工場でどのように処理されるのでしょうか。
リサイクルの処理方法は大きく分けると二つあります。
まずは「サーマルリサイクル」と呼ばれるもので、発生したゴミを燃焼し、その熱をエネルギーとして利用するというものです。
もう一つは「マテリアルリサイクル」と呼ばれ、回収したゴミを適切な処理を施して新しい製品の材料や原料として再利用するものです。

この「マテリアルリサイクル」の中にもいくつかの技術があります。
一つは「ケミカルリサイクル」と呼ばれるもので、化学分解により分子レベルまで分解した後に、もう一度樹脂として作り直すというもので、どうしても工程が複雑でした。
そこで現れた新しい技術が「メカニカルリサイクル」と呼ばれ、化学分解をしないまま不純物を取り除き、また新品の品質として作り直せるというものです。
このように、一言でリサイクルといっても、様々な技術が役立てられています。

工場での様々な取り組み

それでは、実際にどのようなリサイクルが行われているのか、具体的に見てみましょう。
重機メーカーなど大型の機械を作る工場では、金属やプラスチックなどが製造途中でゴミとして発生します。
こういった副産物や端材を使ってマテリアルリサイクルが施され、再び製品の一部に蘇っています。
また、製造に利用された油を助燃剤として熱発生に再び利用するサーマルリサイクルも行われます。

機械以外の業界ではどうでしょうか。
食品・飲料メーカーでは、コーヒーやお茶を製造する過程で「カス」がどうしても発生します。
多くのメーカーはこれを肥料や家畜の餌として再利用しています。

また視点を変えて、「ゴミをリサイクルする」のではなく、「そもそも再利用しやすい形に変える」という取り組みも盛んです。
食品の包装をより折りたたみやすいものに変更したり、ペットボトルが潰しやすくなったりと、様々な工夫が施されています。



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